2021年11月18日
「天后宮」の源流

媽祖信仰の総本山・湄洲媽祖祖廟の天后殿(神昭殿)に掲げられている「天后宮」の扁額。「天后」とは媽祖さまのことで、「天后宮」で「媽祖さまのお宮」という意味になります。
首里天后宮も含め、「◯◯天后宮」という名称のお宮が台湾・中国・日本など各地にありますが、それらのお宮では等しく媽祖さまを主祭神としてお祭りしています。
「媽祖さまのお宮」を表す名称は「天后宮」の他にもいろいろありますが、一般的に総称として「媽祖さまのお宮」を表現する場合には「媽祖廟」という言葉がよく使われます。
各地の「天后宮」の源流という想いを込めてこの湄洲媽祖祖廟の扁額を見てみると、単なる表札にはとどまらない歴史や文化の厚みを感じられる気がします。
Posted by 老闆 at 14:02
│恭敬會會長講話