沖縄に根付く媽祖信仰

老闆

2018年11月14日 16:14

台湾によく行かれる方の中には媽祖さまについて知っている方もいらっしゃるでしょう。

台湾では多くの人々が媽祖さまを信仰していて、廟には年齢・性別を問わずたくさんの信徒が参拝に訪れます。旅行で行ったときにその風景を目にしたことがあるかもしれません。台湾らしい雰囲気を感じることができる場所ですね。

そのイメージからすると、「媽祖信仰は台湾特有のもの」というふうに考えがちです。しかし実は沖縄にも数百年も前から媽祖信仰は根付いています。



王府時代に中国から伝わった媽祖信仰は沖縄の民間信仰と結びつきながら人々に受け継がれてきました。久米天妃宮・真謝天后宮・唐の船御嶽が長い歴史を経て今でも信仰されているのが一番の確証ですが、他にも沖縄の海神伝承の中には媽祖信仰の足跡が感じられるものもいくつかあります。そのくらいはるか昔から沖縄と媽祖さまの関係は深いのです。

沖縄以外でも日本国内各地で媽祖信仰を確認することができますが、沖縄はその中でも信仰が色濃く存在している地域の一つです。そんな沖縄にいらっしゃる媽祖さまにあなたも会いに行ってみませんか。

【沖縄媽祖廟巡礼 ガイド】


関連記事